ビルトインコンロの交換時期っていつ?注意すべきポイントや対処方法も紹介します!

ビルトインコンロの耐用年数は約8年と言われています。しかし、それぞれの家庭でコンロを使う回数や使い方は違いますし、お手入れによっても消耗度合いは異なってきます。そのため、耐用年数が来たからと言ってすぐに交換とは限りません。

但し、コンロはガス機器であるため、何か問題があればすぐに修理・交換をするべきでしょう。

そこで今回は、ビルトインコンロの交換時期や注意すべきポイントや対処方法について紹介します。

2008年製よりも前のコンロは要注意!

現在市販されているコンロには、全てのバーナーに立消え安全装置と調理油過熱防止機能が付いています。これは、法律で義務付けられている機能で、これらの機能のことを「Siセンサー」と呼びます。但し、2008年製よりも前のコンロには、Siセンサーが全てのバーナーには付いていなかったり、全く付いていなかったりします。

Siセンサーの搭載が義務付けられる前と後を比較すると、火災事故件数は6割にまで減っていることからもこの機能の重要性がわかります。このセンサー以外にも、各メーカーでは焦げ付きや消し忘れがあった時に消火してくれる機能なども開発しているので、日々ガスコンロの安全性は上がっていると言えるでしょう。

また、火災は自分の家だけではなく近所にも迷惑をかける可能性があるので、「自分は火事を起こさないだろう」と思わずにSiセンサーの付いたコンロに交換することをオススメします。

注意すべきポイントは?

2008年製以降のコンロでも、安全とは言えません。なぜなら、普通にコンロを使用しているだけでも吹きこぼれや熱などで部品が消耗してきたり、バーナーキャップが目詰まりしてきます。多少の不具合ならば気にせず使っていても、知らず知らずのうちにコンロに負担が掛かってきて、あと一歩で事故に繋がりかねないなどということもありえます。

そのような事態にならないためにも、ビルトインコンロの適正な交換時期や注意すべきポイントは重要です。例えば、簡単な掃除や電池交換で解決することもあれば、早急に修理や交換が必要な場合もあるのです。まず、コンロを使う際に注意すべきポイントですが、コンロの火が丸くならずに一部が欠けていたり、色が赤やオレンジ色だったりといった火の付き方をチェックしましょう。

もしくは、すぐに火が消えてしまったり、何回か点火を繰り返さないと火が付かない時も気を付けなければいけません。他にも、グリルの煙が前よりも増えてきたり、排気口から火が出てくる時も注意しましょう。但し、これらの状況に該当するとしても、すぐに修理や交換が必要とは限りません。

しかし、明らかに通常とは違う状態であることは確かなので、放置せずにコンロを確認することが重要です。

コンロの火についての不具合

コンロの火が丸くならずに一部が欠けている場合、バーナーキャップがきちんとはまっていないかもしれません。きちんとはまっていても解消しないのであれば、キャップの目詰まりが考えられます。バーナーキャップの溝がふさがったままだと不完全燃焼を引き起こして、最悪の場合は一酸化炭素中毒になってしまう可能性があります。

そのため、すみやかにキャップの掃除をしましょう。なお、コンロの部品を外して掃除をした後は、完全に水分を乾かしてから元に戻します。また、長期間目詰まりを放置していると掃除をしても詰まりが取れないことがあるので、そのような時は新しいバーナーキャップに交換しましょう。

コンロの火が赤かったりオレンジ色をしている時は、火の温度が低いということです。コンロが正常に動いていると火の色は青なので、明らかに色が違っています。火の温度が低いということは、燃焼時に供給される酸素量が少ないということです。

これもバーナーキャップの目詰まりの場合と同じように、不完全燃焼や一酸化炭素中毒の危険性があります。そのため、キャップの掃除や交換をしましょう。また、ガスコンロ付近で加湿器を使っていると、加湿器から出てくる水蒸気が影響して火の色が赤やオレンジ色になることがあります。

このような場合は、コンロから加湿器を離すか加湿器の電源を切ってから、火の色を確認しましょう。火がすぐに消えてしまう場合は、温度センサーや立ち消え安全装置が正常に動いていない可能性があります。劣化や故障、正しい位置にはまっていないなどといった原因が考えられます。

まずは、コンロの中央にあるセンサー付近の掃除をしたり、電池を交換してみましょう。それでも直らない場合は、これらの装置や電装基板やガス弁が故障しているかもしれません。そのため、メーカーに相談しましょう。

火が付かない、グリルから煙や火が出てくる

何回か点火を繰り返さないと火が付かない場合は、電池切れの可能性があります。なぜなら、点火するときに出てくる最初の火花は電池から電源が供給されているからです。また、マイクロスイッチが劣化や故障をしていたり、吹きこぼれによってコンロの内部が汚れていたり損傷しているかもしれません。

しかし、これらについてはコンロを分解してみないとわからないことなので、メーカーに問い合わせましょう。コンロの分解はとても危険なことなので、絶対に自分で分解してはいけません。グリルの煙が前よりも増えてきたり排気口から火が出てくるのは、グリルの中に溜まった油分などが燃えているのが原因かもしれません。

グリルで魚などを焼くと、食材から出た油が自然に庫内に飛び散っていきます。それをそのまま放置していると、溜まった油を燃料として煙が出たり、火がついて排気口から上がってきてしまいます。酷い場合は、グリルの天井などに穴が開いてしまうかもしれません。

汚れのこびりつきが大したことがなければ、掃除で落とすことが出来ます。しかし、ガンコな汚れを長期間放置してしまうと掃除で落とすのは難しいこともあります。そのような時は、修理・交換のためにメーカーへ連絡をしましょう。

ビルトインコンロの交換時期は?

掃除や電池交換やバーナーキャップの交換であれば自分で解決出来ますが、それ以外ではメーカーに問い合わせないと簡単な修理で済むのかコンロ丸ごとの交換になるのかはわかりません。なぜなら、専門家が状況をチェックしないと小さな部品の交換や簡単な修理で済むのか、ビルトインコンロ全てを交換するのかは判断出来ないからです。

但し、本来であれば部品の交換で済む状況であっても、メーカーが部品を持っていなければ交換・修理すら出来なくなってしまいます。その理由は、メーカーが部品を保管している期間は製品の製造終了から5年間であり、それを過ぎると部品を入手することが出来なくなってしまうためです。

そのため、製造終了から5年以上経っている機種については修理が出来ない可能性も念頭に置いておきましょう。参照元>>ガスコンロビルトイン

さらに言えば、ビルトインコンロの製造期間は販売開始からだいたい5年くらいとなっているので、製造期間と部品の保有期間を合わせて10年以上経っていれば、修理よりもコンロの交換を考えた方が現実的でしょう。

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